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帰宅ラッシュの通勤電車でどこから座れるか?

 

 

今日の記事は僕が最近帰宅ラッシュの通勤電車に乗って調査したことを書きます。

 

仙台発の東北本線の上り電車と下り電車に実際に乗ってみて、どこから座れるのかということを調査してみた。

 

こちらが仙台発午後5時ちょうどで、岩沼、白石を通って福島まで行く上り通勤電車に乗って調査した時の動画。午後5時は既に仙台では帰宅ラッシュが始まっており、発車する5分ほど前に乗ったが既に乗車率は200%(座席は満員で立ってる乗客も車内に一杯で空間がない状態)であり、東京の帰宅ラッシュ時の山手線と同じような状態だった。

 

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ちょっとした鉄オタの実験をしてみた。午後5時発で帰宅ラッシュアワー東北本線仙台発福島行き上り通勤通学電車で、果たしてどこから座れるのか?仙台発車時は動画を見ればわかるように、乗車率200%で動ける隙間もないほどに電車は混雑してる。 仙台から福島方面に向かって走る通勤通学電車で、どこから座れるのか?

 

僕の乗る前の予想では岩沼市はかなり人口が多くて常磐線も分かれてるから、岩沼からは座れるだろうと思っていたが、岩沼を過ぎてもまだかなり立ってる乗客がいた。それで座ることが出来たのは、仙台の次に新幹線が止まる白石駅(ただし新幹線の駅は白石蔵王という新設された駅で、ちょっと離れている)の4つ手前の船岡駅だった。岩沼を過ぎて槻木辺りまで来ると周りは田園風景なのに、まだ立ってる乗客がかなりいたことには驚いた。

「会社員でも学生でもこんな遠くから仙台まで電車で通ってる人たちがいるのか。僕の亡くなった父が仙台駅から徒歩30分くらいの土地にマイホームを建ててくれて、本当に父は強い人だった」と思って父に感謝したのだった。

 

 

次の動画は仙台から塩釜、松島、小牛田方面の下り通勤電車に帰宅ラッシュ時に乗って調査した時のもの。

 

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今回は昨日(6月28日)に今度は東北本線下り(松島・小牛田方面)で調査をしてみた。今回の僕の予想は、「塩釜、松島はかなり人口が多いから、松島から先は座れるだろう」というものだった。

 

しかし、松島ではそんなに乗客は降りずに、座れた駅はけっこう意外な駅だった。座れた駅は終点の小牛田からたった2駅手前の鹿島台駅からだった。鹿島台駅で立っている乗客と座ってる乗客の半分くらいが一挙に降りて、座れるようになった。鹿島台大崎市の東端にある地区だが、こんなに住民が多いことは知らなかった。 でも、座れたとほぼ同時に天候が悪化して凄まじい豪雨が降り出して、雷も何度も田園地帯に落ちた。電車の中にいた若い女性たちは明らかに怯えていた。今回の調査は夏特有の豪雨と雷の中で終わった。(笑)

 

確かに動画を見れば仙台駅始発の帰宅ラッシュ時の電車は、東京の上野東京ライン湘南新宿ラインの混雑ぶりと同じに見えるだろうが、首都圏の電車が10両~15両で運行されてるのに対して、仙台駅発の通勤電車は4両~6両しかない。これは、途中の駅の長さに限界があり、小さな駅では6両編成までしか止まれないのである。朝と通勤ラッシュ時だけ全て6両編成にするというプランもあるが、そうすると午前10時頃と午後4時頃というラッシュアワーが終わった時と始まる時の仙台駅で、6両から4両への分離作業、4両から6両への増結作業を何度もしないといけないので手間がかかる。だから仙台駅発のラッシュアワーの電車は4両か6両編成になってしまうのである。