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宇都宮線の宇都宮駅以南(首都圏)と以北(東北)では天国と地獄。

対決シリーズ#10 宇都宮線と高崎線を戦わせてみた|なんちゃっ鉄

 

1月6日から8日まで、横須賀港に停泊する海上自衛隊とアメリカ海軍の軍艦とか、習志野空挺団の初降下訓練を見るために色々と首都圏で動画を撮影したが、帰りは池袋から湘南新宿ラインのグリーン車でゆっくりと宇都宮まで帰ってきた。それで、宇都宮から仙台までは新幹線で仙台の自宅に帰ってきた。

 

 

宇都宮線(正式には上野からは東北本線)の宇都宮駅までは湘南新宿ライン、上野東京ラインが乗り入れていて15両編成の電車が首都圏から来るが、宇都宮から北は3両か6両編成という電車しか走ってない。宇都宮を境に南と北とでは天国と地獄である。

 

 

それで、前回も宇都宮駅で既に気づいたことだが、恐らく、首都圏北部に住んでいる人なら既によく知っていることだろうが、タイトルに書いてあるように宇都宮線(正式には上野駅から東北本線)は宇都宮駅から南は上野東北ライン、湘南新宿ラインが通っているので、グリーン車2両を含む15両編成という日本一長い編成の通勤電車に乗ることが出来るが、これは宇都宮止まりなので、宇都宮からさらに宇都宮線を下って北に行くためには、何とここからは急に3両編成でワンマンのE131系しか走っておらず、ラッシュアワーで混雑する時間帯で長い編成でも、車掌付きの6両にしかならない。もちろん、宇都宮以南のようなグリーン車はなくて、車内販売のグリーンアテンダントなどはない。

 

 

これは、JR東日本にとっては宇都宮までは首都圏だが、宇都宮から北は東北地方と言う扱いだから、こんな使用電車違いがあるのだろう。似たような駅は、常磐線の土浦と水戸、高崎線の高崎駅がある。これらの駅が首都圏の境になっている。

 

 

つまり、JR東日本は宇都宮線の宇都宮駅までを首都圏として見なしていて、そこから北は東北エリアだから、3両編成でワンマンのE131系で十分だと考えているようだ。しかし、これほど一つの駅の南と北で天国と地獄のように通勤電車が変わるというのは、本当に珍しくて、恐らく日本国内でも宇都宮線の宇都宮、常磐線の土浦と水戸だろう。あとは、高崎線の高崎駅なども首都圏の北の端になるのだろう。

 

この動画の始めに駅構内電光掲示板の宇都宮以南(首都圏)と、宇都宮以北(東北)の違いを撮影して見せているが、首都圏側は15両編成の神奈川県まで行く湘南新宿ラインが掲示されていて、東北側には黒磯方面に行く3両か6両のローカル通勤電車が表示されている。首都圏側が15両編成で、東北側が6両編成以下というのは、ダブルスコア以上の開きがある。これが、JR東日本が考えた首都圏と東北の扱いの違いなのだろう。(苦笑)

 

こちらが僕が宇都宮駅で撮影した、宇都宮以南は首都圏で15両編成の電車が来るけど、宇都宮以北は3両か6両編成の電車しか来ないという動画。宇都宮駅を境として宇都宮線の南と北とでは正しく天国と地獄である。

 

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動画の3分から、実際に宇都宮駅に折り返しの下り電車と上り電車が入線して来る様子を撮影したが、まさに天国と地獄と言える。9番線には黒磯発宇都宮行きの3両編成ワンマン上り電車が入線してきて、数分後に乗車率約200%の超満員の状態で折り返し黒磯に向けて出発する。

 

ほぼ同時に隣の8番線ホームにも15両編成の湘南新宿ラインが入線してきて、また折り返し湘南新宿ラインとして小田原に向けて出発するが、こちらは2両のグリーン車付きで、車掌だけではなくてグリーンアテンダント数人付きという豪華通勤電車である。しかも、運転士は若い美人女性運転士というおまけ付き。どう見ても、宇都宮よりも南に住んでる人間の方が勝ち組に見える。(苦笑)