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小澤征爾が亡くなったがクラシック音楽が人気がないのでドイツであまり知られてなかった

小澤征爾87歳、バーンスタインとカラヤンの薫陶を次世代に…育成に注ぐ「残された時間」 : 読売新聞

 

 

国際的に有名な指揮者の小澤征爾さんが亡くなりました。心から哀悼の意を表します。

 

 

小澤征爾が亡くなったけど、ヨーロッパでもクラシック音楽はあまり人気がないから、小澤征爾を知ってる人にドイツで会ったことがなかった。日本でも歌舞伎、黒澤明の映画などの伝統芸能が人気がないように、ドイツでも同じだった。

 

 

だけど、僕は多くのドイツ人を知ってるけれど小澤征爾さんを知っている人はいなかった。1999年にシュツットガルト近郊に住むH家にホームステイをしながらドイツ語学校でドイツ語を勉強した時も、その家の家族に「知ってる日本人はいますか?」ときくと、当時は長野五輪があった後でスキージャンプの葛西、船木とかはスキージャンプで強かったので知っていた。それ以外にも北野武がベネチア映画祭で最高の賞を取った後だったから、たけしも有名になりつつあった。それ以外には黒澤明、天皇陛下、山本五十六、東條英機なども日独伊軍事同盟があったから知っていた。あと、主人と奥さんはベトナム戦争反戦運動世代だから、オノヨーコも知っていた。でも、小澤征爾は知らなかった。

 

その後、2006年から2011年までTという弁護士が妻のMを連れて東北大学法学部で勤務していたが、彼らもクラシック音楽にはあまり興味がなくて小澤征爾を知らなかった。2009年から6月から8月の3カ月間だけ東北大学で研究活動をしている、アメリカのテキサス州にある大学教授のWも小澤征爾を知らないし、ヴィーン生まれのWもオーストリア人なのに小澤征爾を知らないしクラシック音楽に興味がなかった。別に僕も音楽に興味のない人ばかりを選んで付き合っているわけではないが、そもそもクラシック音楽ファン自体がドイツでもオーストリアでも減っている。

 

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クラシック音楽が人気がない理由は、コンサートで楽団と一緒に盛り上がって騒ぐことが出来ない、新曲がないなどの理由だった。一方でサッカーの試合、ロック音楽のコンサートは試合中に騒いでもいいから人気があった。

 

 

上に貼った記事は僕がドイツ、オーストリアでクラシック音楽が人気がないことを知って驚いたことを書いたものだが、理由を簡単にまとめると、ロック、ポップ音楽のコンサートのように、音楽の演奏者と観客が一体となって声を出して盛り上がるということが出来ないし、「イェ~イ!!」とか叫ぶことも出来ない。拍手が出来るのは、指揮者が指揮棒を止めて楽章が終わった時だけ。そのそもクラシック音楽は貴族文化だから、ラフな恰好でコンサートに行くことも禁止されていて敷居が高いと、今のドイツ人とオーストリア人にすら思われている。それに、新曲が出ないからベストヒットクラシック音楽という番組もない。そもそも昔の音楽だからクラシック音楽というから。

 

 

もう一つのブログサイトであるミクシィで僕のホームに、「クラシック音楽に興味がない人を選んで付き合っていたのでは?日本人でドイツ語がしゃべれるのに、クラシック音楽に興味がないとか変な人」などと、ヒステリックなクラシック音楽マニアの女に書き込まれたので、その人とは関わらないようにした。(苦笑)

 

 

でも、「ドイツ語が喋れる日本人だけど、クラシック音楽が好きなドイツ人に会ったことがない。小澤征爾を知ってるドイツ人にも会ったことがない」ということを、僕がもう一つ書いているブログのミクシィに書いていたら、ヒステリックなクラシック音楽マニアの女から、「そもそもクラシック音楽に興味がなくて、小澤征爾を知らないとか、ドイツ語がしゃべれるのにおかしいですね。付き合ってるドイツ人も、クラシックに興味のない人を選んでいたのでは?」などと僕のホームにコメントを書いてきたから、コメントは消去してアクセスブロックにした。どんな趣味についてもだが、こういうヒステリックで原理的なマニアというのは本当に困る。他人にまで、「〇〇に興味がなくて良さがわからないあなたはおかしい」とか言ってきて、自分の価値観を押し付ける。こういう連中とはあまり関わらないのがベストだ。(苦笑)